第1回目 6月10日(日)
第2回目 8月26日(日)
成蹊中学・高等学校調理室
我が家で役に立っている料理を教え合うことで、食卓に新しい一品が仲間入りできたらよいですね。ということで企画をしました。
1回目(6月10日)は世話人からの提案レシピで実習です。
おから入りしゅうまい
『おから百珍』(日本の伝統食を考える会編著)の中から選びました。
経済性を考えるとすぐに頭に浮かぶのがおからです。ひき肉をベースに玉ねぎとおからを入れました。ふっくらとした感触になり食べやすいしゅうまいです。
美味しいおからを見つけて、小分けして冷凍しておくと重宝します。
仙台麩の肉巻き焼き
麩はタンパク質が豊富、周りにしゃぶしゃぶ用の豚肉1枚を巻くことで、見た目もリッチになりボリューム感があります。油で揚げてある仙台麩は安価ではありませんが主菜となる料理です。
ごちそう冷奴
簡単で、暑い季節に食欲をそそる料理です。上に載せるものは工夫次第です。
今回は、作り置きできる、から煎りしたちりめんじゃこ・スライスしてから揚げしたにんにくチップ・細かく切ったピーナッツ。みょうが・青シソ・細ねぎ・おろし生姜・鰹節。
たっぷりかけます。タレは簡単にめんつゆ、自家製タレはなお美味しいです。
簡単ゴーヤチャンプル
沖縄の郷土料理ですが、最近では家庭の定番料理になってきています。豚肉と卵とゴーヤは暑い夏を乗り切るビタミンがたっぷり。夏の応援料理です。
もやしのナムル
最強の家計応援食材はなんといっても「もやし」です。ポイントは茹ですぎないこと。にんにくのきいたタレで和えてゴマをたっぷり入れました。
番外編
さつま芋と小豆餡のいきなり団子
予定外でしたが、甘みもちょっとほしかったので登場です。輪切りのさつまいもに小豆餡をのせ、小麦粉生地で包み蒸しました。
自家製ドクダミ茶
花から根っこまですべて使ってあります。
洗う→干す→1年おいて、2年目から煎じて飲む。
雑草でも手をかけると生活を応援する、健康によくおいしいお茶になります。
帰りに、少しずつお土産にいただきました。
2回目(8月26日)は会員から募集したレシピを基に調理実習です。
梅ご飯
酒と梅干を入れて炊いたご飯に、青じそといりごまをタップリ入れて出来上がり。梅の力でさっぱりと食べられます。
切干し大根のマリネ入りちらしずし
切り干し大根のマリネの調味液がすし酢になります。煮物のイメージが強い切り干し大根ですが、料理の幅が広がりました。
いり卵づくりに興味津々の子どもたち
鯖缶ごはん
鯖缶を米と一緒に炊くだけ。提案者の家の子どもが大好きなメニュー。
手羽元の黒酢煮
手羽元は値段も安く、ボリュームもあり、黒酢を使ってしっかり煮るので保存性が良いです。まとめて作れば重宝します。
シーチキンナゲット
豆腐にシーチキンを混ぜて作ります。大人にも子どもにも大好評。
海苔揚げくん
千切りのれんこん・じゃが芋・鶏ひき肉をよく混ぜ、海苔で巻いて油で揚げます。給食のメニューからの紹介です。
もやしの卵あんかけ
安価な食材の代表「もやし」と「卵」を使った料理。一年中変わらず、美味しい・安い・早い。
たっぷり作ればメイン料理にもなります。
もやしと豆苗を炒めて皿に取り出す。ごま油でスクランブルエッグを作り、もやしの上にかける。だし汁で作った甘酢あんを上からかけて出来上がり。
ピーマンの梅和え
夏の太陽をタップリ浴びたピーマンの千切りをめんつゆでのばした梅肉で和えます。仕上げにごま油を入れます。親子でデモンストレーションをしました。
もどきわらび餅
かたくり粉をつやがでるまで攪拌し、冷やします。ちょっと力がいります。きな粉をまぶして出来上がり。身近な材料でも工夫しだいでおいしくできました。
いただきまーす!
「安く・美味しく・体に良い」をテーマに会員の皆さまに呼びかけ、会員一人一人の知恵や工夫が詰まった39品を紹介した「我が家で役にたっている・生活応援料理」(レシピ集)を作成しました。
実習後、レシピ集を活用しているという声が届いています。
