2021年03月31日

閉会のご挨拶

 「日本の伝統食を考える会」は諸般の事情により、本日をもちまして、40年の歴史に幕をおろすこととなりました。長年にわたり、当会にご支援・ご協力頂きありがとうございました。
 1981年6月、大阪市内で故宮本智恵子初代代表を中心に「袋の味より おふくろの味を」を合言葉に22名で誕生した当会は、「日本の伝統食の継承・発展、新しい食文化の創造」をめざして活動してまいりました。料理講習会と学習会の二本立てを基本に多彩な取り組みを展開しました。
 「アメリカン・トレイン」に対抗して「日本の農林漁業と食文化を守れ!」を掲げて、北海道から沖縄まで「伝統食列車」を走らせたのは1992年からです。全国各地に根づく郷土食を掘り起こし、生産者と消費者が一体となって現地ならではの学習会やシンポジウムを開催。訪問各地での「郷土食交流会」は、参加者の歓声や評価を受けて郷土食の価値の見直しや発見があり、素材の生産への意欲にも繋がりました。
 当会がブログを開設したのは2009年11月4日です。機関紙「伝統食だより」を奇数月に発行し、それと並んでブログでは会の活動を写真の力を駆使していきいきと伝える事ができました。
 2015年12月から大阪天満宮の境内をお借りして「すい都大阪伝統食まつり」を開催。伝統的な日本の食文化に対する理解を広める事を目的に、本物の味を味わってもらう場として同じ意思を持つ者たちが集まり2019年まで続けました。昨年から新型コロナウイルス感染拡大によりまつりが開催できなくなりましたが、早く再開したいものです。
 当会は閉会いたしますが、日本の伝統食の価値はコロナ禍でますます輝きを増しました。全国の皆様と共にそれぞれの地域で食文化を守るための活動を続けて参りましょう。
 ブログを見て下さった全国の皆様、有り難うございました。

2021年3月31日
日本の伝統食を考える会 ブログ担当
posted by dentousyoku 2021/03/31 | 事務局から>閉会のご挨拶