2020年09月26日

2019年10月〜2019年12月の活動

自分たちが出会った日本の伝統食・郷土料理を次の世代に」と学習会・危険な除草剤「ラウンド・アップ」


2019年10月6日(日)10時30分〜

成蹊中学・高等学校調理室


自分の故郷の味や日本各地の郷土料理を少しづつ実習して学んでいこうと考えています。
親が作っていた味、その地に行って出会った料理を会員の力で作って行こうと思います。

岩手の「がんづき」と岡山の「ばらずし」に挑戦します。


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岩手の「がんづき」(酢を入れた蒸しパン)
「がんづき」はそれぞれの家庭よって作られ、レシピも家庭の数ほどあるようです。
今回はかつて伝統食列車が岩手を走った折に出会ったレシピです。

材料は、a玉砂糖・牛乳・卵・はちみつ・油・味噌 b小麦粉・ベーキングパウダー c重曹・酢 ・黒ゴマ。
@aの材料を混ぜる。
A@にbを加え、トロリとなるまで混ぜる。
BAに酢・重曹を手早くまぜたものを混ぜ込む。
C蒸す。
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D表面に薄い膜が貼ったらごまをふり、再び蒸す。
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岡山の「ばらずし」
海の幸・山の幸がたっぷり入ったおすしです。
江戸時代に宴席の食事を一汁一菜と制限した藩主の倹約令に対し、豪華な食事を楽しみたい町民がすし飯の下に具を隠して食べたとか、すし飯の上にたくさんの具をのせても一菜だと言って作った、などの諸説があります。
表面は錦糸卵・にんじん・さやえんどう・しょうがの甘酢漬け・穂ジソ、見えない酢飯の中には穴子・茹でダコ・芝エビ・れんこん・椎茸・筍・酢〆のままかり(写真ではちょっと見えていますが)を入れました。



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その他、季節のものとして、だしをとった昆布を入れたむかごご飯・はんぺんと三つ葉とミョウガの汁物・ヨーグルトプルーン添えです。

むかごご飯
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伝統食列車で日本列島各地の伝統食・郷土食に出会いました。その中で忘れられないあの味を自分たちで作ってみたい。また、幼いころ食べた郷土のあの味をもう一度。
日本の北と西の味を楽しみなした。豊かな日本の味を再認識できた会でした。
伝統食・郷土料理を生み出した食材を通し、日本の農業や漁業の現状を学び、次の世代の食生活が安全・安心な食を次の世代の引き継げるとよいと願っています。











学習会・危険な除草剤「ラウンド・アップ」


午後からは農薬のことが知りたいという会員の声で企画しました。
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市販されている輸入小麦を原料としている食パンから発がん物質グリホサートが検出されました。
検査をした人の約7割の毛髪からグリホサートが検出され、国民の多くに汚染が広がっていることが明らかになりました。
アメリカでは除草剤ラウンドアップ(グリホサートが成分)使用によりがんが発病したとし、モンサント社に賠償命令が出されました。
ヨーロッパを中心に使用禁止や販売禁止、ベトナムでは輸入禁止をしていますが、日本では規制を全くしていません。ホームセンターでの販売やテレビコマ―シャルでの宣伝を盛んにしています。

大規模農業を行っている米国やカナダなどでは本来の除草ではなく、収穫直前の小麦・そば・ゴマなどを枯らし、乾燥させ、収穫後の天日乾燥や乾燥機による乾燥の手間を省くことを目的として、除草剤を散布しています。収穫直前の散布は当然、農薬の残留値は高くなります。
日本政府は2018年12月、海外の農薬メーカーの求めに応じてグリホサートの残留農薬基準の大幅緩和を実施しました。
学校給食のパンは殆んどが輸入小麦を原料としています。子どもたちの食に不安を感じます。
自分の力だけでは健康を守れないこと、社会に目を向け消費者一人ひとりが毎日食べている食品のことをもっと知ることが第一歩です。
学習会で学んだことを自分の生活に生かすだけでなく、周囲にも伝えていくのも消費者としての役割ではないでしょうか。









この指とまれ
 くわいと八つ頭を使って

2019年12月15(日)

埼玉県会員宅にて


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正月料理に日本の食材を使い続けていくことを目指す企画です。
実習では、地域の食材と庭の食材、その他国産の食材と国産調味料を使用しました。


今回はくわい料理と八つ頭の煮物が中心です。

芽を切り落とさないように注意深くくわいの皮をむきます。

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くわいは下処理が大事です。
皮をむいたそばから水に浸ける。
米のとぎ汁で15〜20分下茹でをする。

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くわい饅頭
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くわいきんとん
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くわいのから揚げ 
小さいくわいは洗って、皮つきのまま素揚げにします。
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里芋とセレベスの味比べ
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セレベス
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里芋
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関東風卵焼き(はちみつ入り)
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クルミ入り田づくり
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鶏肉の柚子ごしょう焼き
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いもがらのおつゆ
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事前に作ってくださったものをいただきました。

八つ頭の煮物
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ブリ大根
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食後は手作りのブラックベリーの入ったロールケーキとコーヒーで。

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二つのテーブルに分かれて会食、楽しいひと時です。

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八つ頭の煮物は絶品!と評判の八つ頭生産者の方に煮方の指導をうける予定でしたが、急な用事で今回は残念。事前に作ってくださった煮物を試食しました。次の機会には是非指導を受けたいです。
周囲でも「くわいの料理はしたことがない」という声が多いのが現状です。
国産のくわい生産をこれ以上減らしていくと、私たちの孫の代にはくわいの食文化が消えてしまうのではという危機感を強く持っています。
今回の実習の食用自給率は90%以上。緑提灯5つ星獲得。
日本の食料自給率を上げるのは私たちの毎日の生活からです。

posted by dentousyoku 2020/09/26 | 東京連絡会>お知らせ