2011年11月18日

茶の花や

   茶の花や身に近く冬が来ている (山頭火)
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 種田山頭火の説によると、茶の花は隠遁的で年寄りくさく、年を取るにしたがって、茗荷・唐辛子・生姜・ふきのとうが好きになるように、(年を取って食材の味がやっと分かるようになったのか?)茶の木と茶の花を好きになるという。
 我輩は子供の頃から茗荷も唐辛子も好きだが、爺になったからといって、茶の花も木も特別に好きとは思わない、番茶はすきだが。
 山頭火は、やたらと茶の花にこだわる、茶の花をじっと見ていると、老いを感じ冬を感じ心身を流れる伝統的日本がうごめくのを感じるのだそうな。生涯を酒に呑まれたアル中の甘ったれには、自分を哀れむような句が多い。
 酒には呑まれるものではなく、楽しんでこそ百薬の長となる。
          
             2,011,11,18(卓)
posted by dentousyoku 2011/11/18 | コラム>ただいま奮闘中