2014年06月10日

失敗は続く〜よ、どこまでも〜

 雑誌をめくっていたら、手抜き農法の記事が目に止まった。落花生と葱は好む土壌に共通点があり、根深葱の栽培に落花生と混植すると、土壌に菌根菌ネットワークが形成されて、ミネラルの吸収が更によくなり、落花生に共生する根粒菌の働きも活発化されて、チッソ固定量も増加。おまけに
葱の株元は落花生に覆われて土寄せは不要。とある。
 うまい話があると直ぐに実験したくなる悪癖からは未だ抜けきれず、失敗を恐れず実験に取り掛かる。

 
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  落花生は発芽に時間がかかる、種まきをして1ヶ月,
やっとこの大きさに成長した。
 7月にはこの畝の間に葱を植えて11月まで待つ。
 11月に落花生を収穫した後に葱の根元に土寄せをし、
年末から翌春にかけて葱を収穫する作戦。
 落花生の原産は南アメリカ大陸で、種子が殻に覆われているのは、
落語に言う酔っ払った雀の枕にするためではなく、
河川敷の砂質土壌に自生し、河川の氾濫で流れに乗って種子を
拡散する目的の船として機能するためだという。
 落花生が、原産地から持ち出されたのは16世紀、
西アフリカとブラジル間の奴隷貿易に利用されたという
悲しい歴史があり、それが東アジアを経由して17世紀に
日本に渡ったとされている。
 世界の生産量の40%を中国が占め、日本の自給率は約11%である。

 
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 春の野山の華やかな彩りも、ボタンやツツジの
 花が散ると初夏を迎え、若葉の輝きとともに
 景色は変わり、栗の開花など地味な色彩の花が多くなる。

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 アジサイの開花とともに梅雨の季節を迎える。

 
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 梅雨に入ると野山は萌黄の輝きを増す。
 畑の野菜も同じように活気に満ちる。
 キュウリの成長も早くなって毎日の誘引作業も欠かせない。
 日本には、春・夏・秋の雨季があり、それが豊かな自然を育む。

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 恵みの雨も収穫には邪魔になる。梅雨の晴れ間は朝から晴天
で、絶好のたまねぎ日和だと喜び、とりあえず半分だけ引き抜
いて畑に並べて乾かし、夕方収納する段取りをして、パチンコ
屋へ涼みに出かけたのが失敗の始まり。
小雨がぱらついてきたから慌てて帰路についたが、峠を越して
びっくり、北側は集中豪雨的なにわか雨だつた模様、積乱雲に
覆われた上空を見て母ちゃんは、「たまねぎ危篤、直ぐ帰れ」
のつもりで、メールを発信したらしいが、机の上に放置した
携帯では連絡が取れるはずもなく。
母ちゃんの不機嫌な形相とパチンコの敗北には免疫力もあるが、
畑でたまねぎの水洗いは初めて。失敗の連続。

                     2014,6,10(卓)
posted by dentousyoku 2014/06/10 | コラム>ただいま奮闘中